こちらの記事では、コンビニなど店舗で出る生ごみ処理機の導入事例を紹介しています。コンビニなどの場合には、消費期限切れの商品の処理をどうするかといった問題が発生します。今回ご紹介する導入事例をもとに、生ごみ処理機の導入を検討する際にお役立てください。
コンビニエンスストアにて毎日発生する生ごみを処理する必要がありました。
エイ・アイ・シーが提供する生ごみ処理機「ゴミサー」を導入しました。
導入後は、からあげやポテトなどのスナック類、弁当、おにぎりの処理などを行っており、処理量は1日あたり20kgです。
引用元:株式会社エイ・アイ・シー公式HP(https://www.gomiser.jp/case/業務用生ごみ処理機ゴミサーを設置しました-コン/)
処理容量 | 20kg/日 |
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残渣のタイプ | 水と炭酸ガスに分解 |
毎日発生する消費期限切れの食品などを処理する必要がありました。
1粒におよそ10億個微生物が棲む直径4ミリの樹脂「クラゲール」を用いた生ごみ処理機を導入しました。
導入した生ごみ処理機に食品の残りなどを入れ、内部で水をかけながらかき混ぜると、微生物がゴミを分解し、24時間後には分解液のみ残ります。この分解液は液体肥料にすることも可能。また、生ごみを乾燥させるタイプの処理機よりも電気代が抑えられるというメリットもあります。
参照元:産経新聞「スグレモノの小型ゴミ処理機」(https://www.sankei.com/article/20150425-ZK4ROA6L3ROAVESA6E7ODAOJZE/)
処理容量 | - |
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残渣のタイプ | 液状に生成分解 |
これまで使用していた生ごみ処理機は、処理したものを取り出す必要がありました。また、臭いの問題から処理機を室内に設置することが難しい状況でした。
バイオ生ごみ処理機「シンクピア」を導入しました。
生ごみは24時間で生分解されることから、原則残渣の取り出しが不要に。また、処理容量を超えない限りは生ごみの追加投入が行えます。さらに臭いも少なく室内への設置が可能になったこと、高温加熱処理が不要で装置稼働に必要な消費電力を削減できる、生ごみの自己処理が可能であるためCO2削減にも貢献可能であるなどのメリットが得られました。
引用元:シンクピア公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/170502_update/)
処理容量 | - |
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残渣のタイプ | 液状に生成分解 |
店舗から出る商品残渣の有効活用に取り組む必要がありました。
生物分解型生ごみ処理機を導入し、廃棄物の削減に取り組みました。
繊維質が多いなどリサイクルに向かない生ごみを微生物の力で水とCO2への分解ができるようになりました。焼却処分と比較すると、CO2の発生量を低減できるほか、水とCO2に分解されて消滅することから、ごみの減量化にもつながっています。
参照元:イトーヨーカドーCSR活動報告(https://www.itoyokado.co.jp/company/iycsr/pdf/g_03.pdf)
処理容量 | - |
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残渣のタイプ | - |
コンビニ経営において、弁当やおにぎりをはじめとする食品廃棄は、避けては通れないコスト要因です。売れ残りはもちろん、調理過程で出るくずや破損商品を合わせると、その量は決して少なくありません。
業務用生ごみ処理機は、日々発生するこれらの食品廃棄物を店舗内で効率よく処理し、事業系ごみの量を根本から削減します。
これにより、これまで大きな負担となっていた廃棄コストを圧縮できるだけでなく、バックヤードの衛生環境改善も同時に実現。クリーンで効率的な店舗運営をサポートします。
以下で、当サイトおすすめの業務用生ごみ処理機をご紹介していますので参考にしてください。
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。