こちらの記事では、学校や教育機関における生ごみ処理機の導入事例を紹介しています。給食や食堂のある学校や教育機関では、調理中に生ごみが出るほか、どうしても食べ残しが発生します。
発生する生ごみの処理について大きな課題を抱えている学校や教育機関もあるかもしれません。ここで紹介している事例を参考に、生ごみ処理機の導入を検討してみてください。
学生食堂で発生する生ごみの処理を行う処理機が必要でした。
学生食堂で出る生ごみの処理を行うために、消滅型・業務用生ごみ処理機を設置しました。
この処理機では生ごみを水と炭酸ガスに分解しますが、生成された水は液体肥料として使用できます。こちらの学校でも液肥は校内の花壇などにて利用する予定です。
引用元:株式会社エイ・アイ・シー公式HP(https://eco-kankyo.com/place_gomi/【導入事例藍野大学%E3%80%80様】消滅型・業務用生ごみ)
主に農場で栽培した作物のロスを処理するために生ごみ処理機を利用していましたが、これまでは処理したものを取り出すのに手間がかかっていました。
処理したものを原則取り出し不要な生ごみ処理機を導入しています。
原則取り出しが不要になりました。処理容量を超えない限りは生ごみを追加投入することができます。
引用元:シンクピア公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/2021_0719/)
千葉県香取市の学校給食センターにて、給食残渣と食べ残しを処理する機器が必要でした。
給食残差と食べ残しを処理するため、バイオ式業務用生ごみ処理機を導入しました。
市内の公立小中学校の児童生徒およそ6,300食の給食残さと食べ残しを処できるようになりました。生ごみから良質の堆肥を作り出すことができます。
引用元:スターエンジニエアリング株式会社公式HP(https://www.stareng.co.jp/seihin/gomi/bs-gomi-bioclean-jirei/)
山口県のある小学校では、給食調理後の生ごみと残飯が1日に合計30kgほど出ますが、生ごみ処理機の耐用年数の関係から入れ替えが必要になりました。
省エネかつ臭い・害虫を防ぐ生ごみ処理機を新たに導入しました。朝昼晩いつでも生ごみの投入が行え、さらにホールチップや菌の交換、追加投入が不要な生ごみ処理機であることも特徴です。
生ごみ処理機の維持管理の手間・経費の削減につながりました。また、生ごみ処理後にできるコンポスト(堆肥)は学校内にある花壇に肥料として利用したり、参観日に希望者に配布したりしています。
引用元:Courage公式HP(https://fsd-hist.com/【堆肥型生ごみ処理機】納入事例―経年劣化によ/)
埼玉県秩父市内の私立小中学校にて、給食の食べ残しを処理する処理機が必要でした。
バイオと風によるハイブリッド方式を採用し、脱臭・清潔・低コストを実現できる業務用生ごみ処理機を導入しました。
学校給食の食べ残しを堆肥化して再利用が可能になったことに加えて、環境教育として「食の循環」を生徒に教えることができるというメリットもうまれました。さらに、生ごみの排出量削減にもつなげることができています。
引用元:キヤノン電子株式会社公式HP(https://www.canon-elec.co.jp/products/landcare/)
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。