バイオ・スーパークリーン

エンバイロ・ビジョン株式会社の「バイオ・スーパークリーン」は、「生ゴミを溜めない・運ばない・燃やさない」をコンセプトにして考えられた業務用生ごみ処理機です。
生ごみを粉砕してから、さらに異物を取り除いたうえで微生物で分解処理するという方式を採用。「分解消滅型」をうたっています。
本項では「バイオ・スーパークリーン」について、情報や特徴をまとめています。

バイオ・スーパークリーンの仕様

生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 水と二酸化炭素、微量の無機物に分解
メンテナンス頻度 記載なし
メンテナンス内容 記載なし
販売年数 11年(2010年頃~)

バイオ・スーパークリーンの特徴

3ステップで粉砕・分解処理

バイオ・スーパークリーンのシステムは、複数の工程で構成されています。
まず生ごみを粉砕し、水といっしょに処理機へ運びます。処理を開始する前に、生ごみから異物を除去し、微生物を使って生ごみを水や二酸化炭素、微量の無機物に分解するという3ステップです。

ちなみに、分解されてできた水は液肥としてリサイクルすることができます。

特殊な素材で臭いを抑制

バイオ・スーパークリーンでは特殊な2種類の素材を使用。これらは通気性が良く表面積も広い素材なので、微生物が繁殖しやすいという特徴があります。
活発にはたらく微生物と水分・酸素・生ごみなどが、適度に混ざり合って処理されることで、生ごみ特有の悪臭も抑制できます。

安心して利用できる

配管に問題がない限り下水管が詰まる心配はないとされています。しかしそれでも不安に感じる場合は、配管が詰まった際に無料で清掃をしてくれるサービスのついたメンテナンス契約を結ぶことも可能です。
※金額・プラン等要問合せ

また誤って食器を投入してしまった場合も、回転刃を使用していないため、機械を傷つけることもありません。
ただまれに硬くて軽いもの、たとえば梅干しのタネなどは機械から飛び出すことがあるそう。シンクにガードプレートをつけることが推奨されています。

大型にも対応できる、豊富なサイズ展開

バイオ・スーパークリーンはサイズのラインナップが豊富なことも特徴の1つです。
1日の最大処理能力は30~36キログラムの小型から、大型のものでは1トン~1.2トン、最大2トン~2.4トンのものまで。11種類ものサイズが用意されています。
導入目的・条件に合わせて適したサイズを選択することができます。

バイオ・スーパークリーンの口コミ・評判

エンバイロ・ビジョン株式会社公式HPから、バイオ・スーパークリーンに関する口コミは見つかりませんでした。

バイオ・スーパークリーンの導入事例

病院

さいたま市にある病院に生ごみ処理機「バイオ・スーパークリーン」を導入した事例について紹介します。

病院の厨房の生ごみをシンクのディスポーザーで砕いた後、その固形成分の分解に生ごみ処理機を活用しています。毎日発生する生ごみを厨房に留めることなく、分解できるため、厨房の衛生状況は良い状態を保てています。

ホテル

富士山の麓にあるホテルに生ごみ処理機「バイオ・スーパークリーン」を導入した事例を紹介します。

生ごみ処理機は、廃棄物置き場に設置され、分別された生ごみは従業員によって持ち運ばれます。宴会が集中するときは1日500kgを超えることもありますが、生ごみ処理機によって余裕で処理できています。臭気もほとんどなく、24時間いつでも活用できるため、衛生的にも優れています。

参照元:【業務用生ごみ処理機】バイオ・スーパークリーン

バイオ・スーパークリーンの製造メーカー概要

メーカー名 エンバイロ・ビジョン株式会社
所在地 東京都豊島区東池袋3-21-18 第一笠原ビル503
導入後のミスマッチをなくす!実績が豊富なメーカーの
おすすめ業務用生ごみ処理機3選

消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」

生ごみを99.9%減容
処理の手間を大幅カット!
生ごみ減容率 99.9%
生ごみの処理後の形態 水と炭酸ガスに分解
メンテナンス頻度 特殊なメンテナンス必要なし
メンテナンス内容
販売年数 25年(1997年~)

堆肥型「バイオクリーン」

生ごみを使って
リサイクル
良質な堆肥を
つくれる
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解
残りの一部が堆肥になる
メンテナンス頻度 定期点検あり・要問合せ
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 17年(2004年~)

乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」

3種類のモードで効率的に処理
高温殺菌で衛生的
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 処理品
メンテナンス頻度 訪問定期点検・年1回
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 記載なし

Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。

※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。