農場での生ごみ処理機導入事例

当ページでは、農場や市場などにおける生ごみ処理機の導入事例をご紹介します。 農場や市場などでは、日々、売り物にならない廃棄野菜が大量に生じます。多くの農場では、これら廃棄野菜の処理を外部の産廃業者に委託していますが、委託する際のコストは決して安くありません。 そのため、近年では、自前の生ごみ処理機を導入する農場や市場も増えてきました。低コストで廃棄野菜を処理したい農場・市場関係者の方は、生ごみ処理機に要注目です。

出荷できない野菜を効率的に処理する生ごみ処理機

課題|産廃に外部委託するためのコストの負担

農場から出荷できないものやカットしたものを処理する際、以前は産廃処理していたものの、少なからぬ処理コストがかかることが課題でした。

対策|1日35kgの処理が可能な生ごみ処理機を2台導入

エイ・アイ・シーの生ごみ処理機「ゴミサー」を導入。1日35kgの処理が可能なタイプを2台設置しました。

改善|処理コストの削減が実現

産廃に外部委託する必要がなくなったため、処理コストの削減が実現しました。

引用元:エイ・アイ・シー公式HP(https://www.gomiser.jp/gomiser/case.html)

不要となった葉物野菜をスピーディに処理

課題|レタス処理を外部委託する際のコスト負担

神奈川県内にある某植物工場。レタスを処理する際、産廃業者に外部委託していましたが、そのコストがかかることが課題でした。

対策|葉物野菜の処理用として生ごみ処理機を1台導入

株式会社エイ・アイ・シーの生ごみ処理機「ゴミサー」を設置。レタスなどの刃物は分解処理が早いので、1台でも多くの分量の処理が可能となります。

改善|産廃業者への委託コストが削減

生ごみ処理機を導入したことで、産廃業者に外部委託するコストの削減が実現しました。

引用元:エイ・アイ・シー公式HP(https://eco-kankyo.com/place_gomi/%e3%80%90%e5%b0%8e%e5%85%a5%e4%ba%8b%e4%be%8b%ef%bd%97%e6%a4%8d%e7%89%a9%e5%b7%a5%e5%a0%b4%e6%a7%98%e3%80%91%e6%b6%88%e6%bb%85%e5%9e%8b%e3%83%bb%e6%a5%ad%e5%8b%99%e7%94%a8%e7%94%9f%e3%81%94%e3%81%bf)

午後に廃棄物を投入すると翌朝には処理が完了

課題|外部業者に委託してもすぐに処理してくれない

愛媛県でみかん栽培と加工販売を行っている事業者。搾りかす、形の悪い固体、傷みのひどい個体などの処理を外部業者に委託していたものの、すぐに処理してもらえないこと、処理するまで保管コストがかかることが課題でした。

対策|事前テストを踏まえて適切な生ごみ処理機を導入

ケーアイ工業株式会社の生ごみ処理機「ゴミマジック」を導入。事前にテストした上で、「100V電気」「水道」「排水口」が確保できれば設置可能なPRO-150タイプを選びました。

改善|前日に廃棄物を投入すると翌朝には処理が完了

50~60kgの廃棄物を15時前後に投入すると、翌朝の8時ごろにはすべて処理が完了していました。

引用元:ケーアイ工業公式HP(https://www.gomimagic.com/casestudy/casestudy_farm1.html)

野菜くずの堆肥化&再利用を実現する大容量生ごみ処理機

課題|大量の野菜くずを堆肥化して再利用したい

香川県農業試験場では、試験農場で育った作物の野菜くずを堆肥化し、再利用する方法を検討中でした。大量の野菜くずを継続的に分解する能力を持つ生ごみ処理機を探していました。

対策|処理能力300kg/日の大容量生ごみ処理機を導入

目的に適った生ごみ処理機として、スターエンジニアリング株式会社の「バイオクリーン」を導入。複数あるタイプから、処理能力300kg/日の「BC-300」を選択しました。

改善|十分な分解力が実現

高い分解力、および分解力の持続性が実現しました。

引用元:スターエンジニアリング公式HP(https://www.stareng.co.jp/seihin/gomi/bs-gomi-bioclean-jirei/)

生ごみは液化するため処理物の取り出しが不要

課題|大学の農場から出るロスの処理方法

九州大学伊都キャンパス農学部附属農場(福岡県)。主に、農場で栽培しているスイカやメロン、トマト、ブドウなどのロスの処理方法を検討していました。

対策|1日30kgの処理能力を持つ生ごみ処理機を導入

シンクピアジャパン株式会社の生ごみ処理機「シンクピア」を導入。1日の最大処理能力が30kgの機種「GJ-30」を選択しました。

改善|約24時間で投入物は液化

約24時間で生ごみを液化するため、処理したものを取り出す必要がなく追加投入が可能。ほとんど手間のかからない大量の生ごみ処理が実現しました。

引用元:シンクピアジャパン公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/2021_0719/)

市場に導入された1日合計500kgまで処理できる生ごみ処理機

課題|傷んで売り物にならない野菜の処理

三重県地方卸売市場。市場に出荷できない傷んだ野菜の処理設備が求められていました。

対策|1日最大250kgを処理できる生ごみ処理機を2台設置

シンクピアジャパンの生ごみ処理機「シンクピア」を導入。多くの農場関係者が利用することから、1日最大250kgを処理できる「GJ-250」を2台設置しました。

改善|処理方式の実現

廃棄野菜の「選ばず・燃やさず・その場で処理」が実現しました。

引用元:シンクピアジャパン(https://sinkpia-j.co.jp/example/160708_update/)

導入後のミスマッチをなくす!実績が豊富なメーカーの
おすすめ業務用生ごみ処理機3選

消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」

生ごみを99.9%減容
処理の手間を大幅カット!
生ごみ減容率 99.9%
生ごみの処理後の形態 水と炭酸ガスに分解
メンテナンス頻度 特殊なメンテナンス必要なし
メンテナンス内容
販売年数 25年(1997年~)

堆肥型「バイオクリーン」

生ごみを使って
リサイクル
良質な堆肥を
つくれる
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解
残りの一部が堆肥になる
メンテナンス頻度 定期点検あり・要問合せ
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 17年(2004年~)

乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」

3種類のモードで効率的に処理
高温殺菌で衛生的
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 処理品
メンテナンス頻度 訪問定期点検・年1回
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 記載なし

Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。

※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。