ここでは飲食店における生ごみ処理機の導入事例を紹介します。
毎日のように食事を提供する飲食店では、食べ残しや売れ残り不要になってしまった食材など、多くの生ごみが生じます。
毎日廃棄が必要な生ごみは、どの飲食店でも直面する課題です。同じ飲食店で抱えている課題を解決した導入事例を紹介していますので、参考にしてください。
とある飲食店では、毎日でる生ごみの匂いやごみを運ぶ手間などが負担となっていたことで生ごみがでたらすぐに処理をして問題を解決したいと考えていました。
毎日35kgのごみ処理が可能な生ごみ処理機・GH35型を導入しました。
生ごみ処理機を導入したことで、生ごみが出たらすぐにごみを処理できるようになりました。その結果、これまで充満していた嫌な臭いの問題を解消できただけではなく、生ごみを運ぶ手間もなくなり一石二鳥。また、液肥を自家農園で使用することで栽培した野菜をお店で使用しています。
引用元:ゴミサー公式HP(https://www.gomiser.jp/gomiser/case.html)
和食レストランなので毎日のように店舗で調理前の残渣・残飯を処理する負担が大きなものとなっていました。分別に時間がかかる点や衛生的な観点から、スタッフのストレスも大きなものでした。
問題解決のために業務用生ごみ処理機シンクピア GJ-100を導入しました。
生ごみ処理機を導入したことで、それまでの分別の手間が軽減されました。良い結果を得ることができたので、展開している33店舗へ先に導入し、そのほかの店舗にも順次導入していくことを決めました。
引用元:シンクスピア公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/2021_0205/)
こちらのレストランでは、毎日出る食品資源を捨てるだけではなく、社会に還元して循環する仕組みを確立したいと考えていました。捨てて終わるのではなく、社会の構成員としてできることを模索していたのです。
問題解決のために生ごみ処理機「マジックバイオくん」を導入。生ごみの発酵・分解を促進し、堆肥に変える処理機です。
生ごみ処理後の残渣を、土づくりにこだわった「ヤサイクル」に取り組んでいる農家に提供。原材料として使用することでエコ野菜栽培に寄与。社会に還元して循環する仕組み、リサイクルループを確立しました。
引用元:ヤサイクル公式HP(https://yasaicle.com/machine/casework.html)
高層ビルにある社員食堂では、従業員に毎日2,300食を提供しています。調理ごみ・残渣などの生ごみが毎日140kg排出されており、高層階のため処理にも苦労していました。
問題解決のために生ごみ処理機・GP-5000を導入しました。
GP-5000にて140kgのごみが98kgに減量。さらに乾燥させることで、98kgのごみが25kgに。地下のごみ集積所への運搬が簡単になるなど、ごみ処理費用の大幅削減に成功しました。
引用元:トリニティータークインターナショナル公式HP(https://www.tt-i.co.jp/content/business/product-gp5000.html)
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。