保育園での生ごみ処理機導入事例

ここでは、保育園における生ごみ処理機の導入事例をご紹介します。

調理室のある保育園では、調理過程でたくさんの生ごみが生じます。また、調理室の有無に関わらず、園児の食べ残しも生ごみとなります。

毎日生じる生ごみは、すべての保育園にとって課題ではないでしょうか。ご紹介する導入事例を参考に、ぜひ生ごみ処理機の導入を検討してみましょう。

消滅型生ごみ処理機の導入で残渣の取り出し・保管の課題が解消

課題|残渣の取り出し・保管の手間

以前は堆肥型の生ごみ処理機を使用していたものの、残渣の取り出しの手間や堆肥の保管・利用に頭を悩ませていました。

対策|残渣がほぼゼロとなる消滅型処理機を導入

減容率99.9%で残渣がほぼ生じない生ごみ処理機「ゴミサー」を導入。残渣の保管等の悩みが解消することに期待しました。

改善|残渣の問題が解消

導入後、生ごみの残渣がほぼゼロとなり、残渣の取り出し・保管等の問題が解消。必要に応じ、排水を液肥として使える点にも満足しているとのことです。

引用元:株式会社エイ・アイ・シー公式HP(https://www.gomiser.jp/gomiser/case.html)

業務用生ごみ処理機を導入して衛生的で簡便な生ごみ処理が実現

課題|園の食事で出る生ごみの処理法

保育所内での調理で生じる生ごみ、園児や保育士の食べ残しなどに関し、衛生的で簡便に処理する方法を検討していました。

対策|業務用生ごみ処理機を導入

シンクピア・ジャパン(神奈川県)が販売する業務用生ごみ処理機「シンクピア GJ-30」を導入。毎日生じる生ごみの減量に期待しました。

改善|衛生的で簡便な生ごみ処理が実現

「生ごみを運ばず・燃やさず・その場で処理」をコンセプトとする同処理機の導入により、当初の課題だった生ごみの衛生的で簡便な処理が実現しました。

引用元:SINKPIA・JAPAN 株式会社公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/0616_update/)

微生物分解タイプの生ごみ処理機で嫌な臭いが消滅

課題|生ごみの臭いや長期休業期間中の生ごみ処理

生ごみから出る臭い、長期休業期間の生ごみの処理に課題を抱えていました。

対策|微生物の力で生ごみを処理する機器を導入

助成金制度を利用して生ごみ処理機を導入。導入した機種は、微生物の働きで生ごみを1日20kgも消滅させられる仕様でした。

改善|生ごみの臭いが解消

導入の結果、微生物では分解できない一部のもの(玉ねぎの皮など)を除き、業者に生ごみを収集してもらうことはなくなりました。生ごみの嫌な臭いもなくなり、園に関わるすべての人が助かっているとのことです。

引用元:品川区公式HP(https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kankyo/kankyo-gomi/jigyouyounamagomijirei/20190710111454.html)

子どもたちの環境教育にも役立つ生ごみ処理機

課題|給食から出る生ごみの処理

給食から出る生ごみを減らすこと、また、子供たちに環境面での教育を体験させることを目的に、生ごみ処理機の導入を検討しました。

対策|残渣がほとんど生じない生ごみ処理機を導入

導入した生ごみ処理機は「ゴミサー」。減容率99.9%で、残渣がほとんど生じない生ごみ処理機です。

改善|子どもたちへの教育にも役立っている

導入後、生ごみがほとんど生じなくなったことに加え、生ごみを液体肥料に変えてリサイクルすることで、子供たちへの環境教育にも役立っています。

引用元:株式会社エイ・アイ・シー公式HP(http://158.199.146.65/gomisar/example)

1日最大20kgの生ごみが順調に処理されるようになった

課題|1日で出る生ごみの量が最大で20kg

給食の調理過程で出る廃棄物や園児の食べ残し等が多く、1日に最大で20kgの生ごみが生じることもありました。

対策|ゴミ収集場所に省スペースの生ごみ処理機を設置

もともとゴミ収集場所だったところに生ごみ処理機「ゴミマジックSTシリーズ」を設置。省スペースの機種なので、余裕を持って設置できました。

改善|毎日順調に生ごみ処理が行われるようになった

導入した結果、日々生じる大量の生ごみが順調に処理されるようになったとのことです。

引用元:ケーアイ工業株式会社公式HP(https://www.gomimagic.com/casestudy/kindergarten.html)

導入後のミスマッチをなくす!実績が豊富なメーカーの
おすすめ業務用生ごみ処理機3選

消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」

生ごみを99.9%減容
処理の手間を大幅カット!
生ごみ減容率 99.9%
生ごみの処理後の形態 水と炭酸ガスに分解
メンテナンス頻度 特殊なメンテナンス必要なし
メンテナンス内容
販売年数 25年(1997年~)

堆肥型「バイオクリーン」

生ごみを使って
リサイクル
良質な堆肥を
つくれる
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解
残りの一部が堆肥になる
メンテナンス頻度 定期点検あり・要問合せ
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 17年(2004年~)

乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」

3種類のモードで効率的に処理
高温殺菌で衛生的
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 処理品
メンテナンス頻度 訪問定期点検・年1回
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 記載なし

Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。

※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。