株式会社二樹エレクトロニクスが輸入・開発を行う「LFCシリーズ」は、生ごみを水(排水)へと分解・消化するIoT生ごみ処理機です。インターネットに接続して微生物の遠隔監視を行うため、誤った使い方をする心配が少なく継続的な稼働をサポートします。このページでは、「LFCシリーズ」についての情報や特徴をまとめています。
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 排水のみ排出 |
メンテナンス頻度 | 3年 |
メンテナンス内容 | 定期点検訪問6ヶ月・3年ごとに菌床の入れ替え・週に1回の清掃 |
販売年数 | 2年(2021年頃~) |
LFCシリーズは、食品生ごみを庫内で消化したのちに排水だけを流すタイプの生ごみ処理機です。24時間以内に食品生ごみを消化して処理を行うため、ごみ置き場にごみをまとめる必要が少なく、腐敗臭などの臭気が発生しづらくなっています。
アメリカ・シリコンバレー発の生ごみ処理機として日本で販売が開始され、すでに大手のホテルやカフェ、公共施設、テーマパークなどにも導入されています。
生ごみの投入後は庫内の撹拌アームが回転し、微生物による分解を促進します。フタをしめてから生ごみの重量を自動計測、リアルタイムにデータを表示して好気性消化の状況をチェックします。ごみの投入から撹拌状況まですべてのプロセスを遠隔で監視するため、人力による稼働状況の確認などが不要で、24時間継続的な稼働をサポートします。
データ画面では、二酸化炭素の削減量や日ごとの稼働状況も目視でチェックできます。未消化物の重量チェックや月単位の管理費など維持に必要なデータも画面に表示され、外からは見えない庫内の状況が数字やグラフで確認できるように工夫されています。
不明点や稼働効率の改善は定期点検の際に担当者に確認ができるほか、自社でのごみ処理にかかる管理費や手間を省けるため、SDGsにも役立てることが可能です。
万が一エラーが起きた場合は停止、エラーが起きても許容できる場合には稼働を継続し、生ごみの腐敗を防ぐためにシステムをできるかぎり停止させないように制御を行います。
自動制御を続けながら、生ごみ投入量が少ないと判断された場合は撹拌回数や給排水を極限値まで削減。ランニングコストの削減を図りながら、微生物の保持を行います。その後順次セーフモードや停止状態に切り替わるため、急に動作が止まってしまう心配がありません。
LFCシリーズに関する口コミは見つかりませんでした。
国際的ホテルグループ
国際的ホテルグループ各社では、レストランやカフェなどの飲食場所で宿泊客や観光客のために新鮮な食材を扱っています。加えて、食中毒や感染症対策のために衛生環境にも配慮しなければなりません。そこで、キッチン横などにLFCシリーズの処理機を導入し、調理時に生ごみが発生したタイミングで食材のくずを投入。臭気が発生せず、効率的に処理が行えるようになりました。
メーカー名 | 株式会社二樹エレクトロニクス |
所在地 | 神奈川県横浜市磯子区洋光台4-6-39 |
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。