正和電工株式会社が製造する「SNタイプ」は、乾燥式の特徴とバイオ式の特徴を兼ね備えた、業務用生ごみ処理機。おがくずを使用して生ごみを発酵処理させる機械です。
本項では「SNタイプ」についての情報や特徴についてまとめています。
※製造会社は方式名を定めていないため、処理機の特徴を考慮し、堆肥型・乾燥式それぞれに分類しました。
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理物 |
メンテナンス頻度 | 1ヵ月に1回 |
メンテナンス内容 | 処理物の排出 |
販売年数 | 26年(1995年~) |
正和電工株式会社の業務用生ごみ処理機「SNタイプ」は、乾燥式の特徴とバイオ式の特徴を兼ね備えた生ごみ処理機です。
投入された生ごみを乾燥させ、自然界にある菌を使って自然に分解処理していきます。生ごみは毎日連続して投入することが可能です。
おがくずの入った処理槽に生ごみを投入した後は、1時間に1回スクリューが自動的に作動。2分間、微生物が生ごみを処理しやすいよう、生ごみをかき混ぜます。効率よく分解処理が進むことにくわえ、分解時に出た水分は蒸発します。処理時には発酵熱を利用するため、電力も少しで済みます。ランニングコストを抑えることにつながりそうです。
おがくず以外に、酵素や発酵菌などを別途入れる手間は不要。さらに、毎日機械を使用しても、おがくずの交換は1ヵ月に1回程度です。
こうして最終的に、生ごみの95%は水分に分解され、わずかに処理物だけが残ります。この処理物は、堆肥や土壌の改良剤としてリサイクルが可能です。
※1ヵ月に1回、処理物を取り出す必要があります。
SNタイプは比較的小型なものから大型に対応しているものまで、合わせて6種類の規格が用意されています。
それぞれ1日に処理できる生ごみの量は、約8~10キログラム、約16~20キログラム、約24~30キログラム、約36~40キログラム、約48~60キログラム、約100~120キログラムに分かれています。
細かく規格が分かれているので、1日に必要な処理能力に適したものを選ぶことができそうです。
正和電工株式会社公式HPには、各規格ごとに、機械のサイズや必要なおがくずの量などが記載されています。
正和電工株式会社公式HPから、SNタイプの口コミは見つかりませんでした。
メーカー名 | 正和電工株式会社 |
所在地 | 北海道旭川市工業団地1条1-3-2 |
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。