高い分解能力を持つバイオ製剤を使用して生ごみを分解・微細化し、残渣物がほぼゼロになるシーエヌシー株式会社の消滅型業務用生ごみ処理機「POITO」。本項では、消滅型業務用生ごみ処理機「POITO」の特徴について紹介します。
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 水溶液 |
メンテナンス頻度 | 記載なし |
メンテナンス内容 | 記載なし |
販売年数 | 6年(2015年~) |
POITOは、投入された生ごみをほぼすべて分解させられる、バイオ式・消滅型の業務用生ごみ処理機です。
生ごみは異物を取り除いてから投入。その後、生ごみは機械の中で水分を浴びたり、バイオ製剤とかき混ぜられたりしながら、微生物の力によって分解されていきます。最終的にはそのまま排水できる水溶液になります。「残渣ほぼゼロ」を実現したのは、POITOの大きな特徴です。
ちなみにこの分解処理に使われる「バイオ製剤」とは、自然界から抽出した微生物。このため、人体に影響はなく、安心して使うことができます。この微生物の寿命は3~4週間で、水といっしょに排出されたり、生ごみから発生する雑菌により死んでしまうこともあるため、定期的な補充が必要です。
POITOは設置条件にもすぐれています。
微生物のはたらきによって生ごみの腐敗臭はほとんど発生しないことにくわえ、運転時の騒音も少ない「静音設計」となっています。室内設置も問題ありません。
機械自体の大きさもコンパクトですので、空きスペースを有効活用して設置することも可能です。
さらに一度設置したあと、必要があれば場所を移動させることもできます。
※別途で電源や給排水配管などの工事が必要です。
基本的に人間が食べられるものは処理可能ですが、生ごみの種類によって、処理に必要な時間には差があります。
生ごみの微細化に、ご飯やパスタ類なら2~5時間、肉類で5~20時間、野菜・果物類は8~24時間ほど、エビやカニなどの甲殻類、繊維の多い玉ねぎの皮、タケノコの皮などは20時間以上かかる場合も。時間がかかるものについては投入する前に細かく刻んでおくと、時間を短縮できます。
また長ねぎやゴボウなどの長いものは、装置に巻き付かないよう短く切っておく必要があります。
シーエヌシー株式会社公式HPから、POITOに関する口コミは見つかりませんでした。
メーカー名 | シーエヌシー株式会社 |
所在地 | 東京都品川区戸越5-17-12 矢田ビル2F |
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。