こちらの記事では、社員食堂における生ごみ処理機の事例をご紹介していきます。
社員食堂は、毎日多くの人が利用することから、調理を行う過程において多くの生ごみが発生します。さらに、食べ残しなどが発生した場合にも生ごみとなってしまいます。
このように社員食堂にて発生した生ごみを処理する目的で、実際に業務用生ごみ処理機を導入した事例をご紹介しています。こちらの事例を確認しつつ、自社に導入する生ごみ処理機について検討してみてください。
社員食堂では毎日大量の生ごみが発生している状況でした。
生ごみを単に処理するだけではなく、SDGsの一環として、消滅型の生ごみ処理機の導入を検討。
導入にあたっては堆肥型も検討したものの、堆肥にするのが難しいこと、使いきれなかった堆肥は廃棄物になること、さらに多くのエネルギーを使用すること、などから消滅型の生ごみ処理機を選択しました。
引用元:株式会社エイ・アイ・シー公式HP(https://www.gomiser.jp/gomiser/case.html)
社員食堂から出る生ごみを処理するために、以前は乾燥型の生ごみ処理機を使用していたものの、入れ替えを検討。
スピーディーに生ごみを分解することができる生ごみ処理機「ゴミサー」を導入しています。
引用元:株式会社エイ・アイ・シー公式HP(https://eco-kankyo.com/place_gomi/【導入事例社員食堂】業務用生ごみ処理機ゴミサ-2)
日々厨房で発生する生ごみをごみ庫まで運ぶのが従業員の負担になっていました。
生ごみを順次分解処理していく業務用生ごみ処理機シンクピアを室内に設置しました。
導入後、室内設置であることから生ごみを運ぶ作業がなくなり、従業員の負担を軽減。さらに、厨房内に設置しているものの、腐敗臭が少ない点も評価しています。
引用元:シンクピア・ジャパン株式会社公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/2024_0116/)
これまでは対比型の生ごみ処理機使用していましたが、この場合、処理済みの堆肥を取り出す必要が生じていました。
残渣がほぼでない業務用生ごみ処理機を設置し、運用を開始しています。
導入後、処理した堆肥の取り出し作業が不要になりました。さらに、以前使用していた処理機と比較すると大きさが半分以下になったことから、設置場所を有効活用できました。
引用元:シンクピア・ジャパン株式会社公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/2023_0524/)
宮城県にある会社では、事務所で発生する生ごみ処理機を必要としていました。
最大処理量1日あたり30kgとなる生ごみ処理機を導入しました。
導入した生ごみ処理機は、原則残存物の取り出しが不要である点がメリット。さらに、微生物ハウスの使用により製品のコンパクト化を実現することができたため、設置場所にも困らずにすみました。
引用元:シンクピア・ジャパン株式会社公式HP(https://sinkpia-j.co.jp/example/2022_0622/)
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
生ごみ減容率 | 99.9% |
生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
メンテナンス内容 | ー |
販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
生ごみ減容率 | 記載なし |
生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
メンテナンス内容 | 要問合せ |
販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。