バイオクリーン

スターエンジニアリング株式会社が提供する「バイオクリーン」。東北大学と共同開発した「アシドロ®コンポスト分解方式」という分解方法を採用している、バイオ式・堆肥型の業務用生ごみ処理機です。
本項では「アシドロ®コンポスト分解方式」についての説明を中心に、バイオクリーンについての情報・特徴をまとめています。

バイオクリーンの仕様

生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解
残りの一部が堆肥になる
メンテナンス頻度 定期点検あり・要問合せ
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 17年(2004年~)

バイオクリーンの特徴

東北大学と共同開発した「アシドロ®コンポスト分解方式」

バイオクリーンでは、東北大学のバイオ工学専攻の教授との共同開発から生まれた「アシドロ®コンポスト分解方式」を採用。
アシドロ®コンポスト分解方式では、微生物の分解力が長い期間安定して継続するので、微生物の追加・交換をする頻度が少なく、ランニングコストを抑えることにつながります。

良質な堆肥をつくれる

投入した生ごみの約85%は水蒸気や炭酸ガスに分解され、残りは有機野菜などの栽培に適した良質な堆肥になります。一般の人でも安全に利用が可能です。
※この堆肥は植物の成長に欠かせない成分を多く含んでいることが、実験によってわかっています。東北大学農学部では、雑草抑制やジャガイモの収穫量アップなどの嬉しい効果が研究されています。

※参照元:スターエンジニアリング株式会社公式HP 製品情報(https://www.stareng.co.jp/seihin/gomi/doc01/)

環境にもやさしい

アシドロ®コンポスト分解方式を利用したバイオクリーンでは、アンモニアの気化を抑えることもできます。またアンモニアを抑えることで、「亜酸化窒素」という温室効果ガスの中でも強力なガスの発生の抑制も実現。
これにより、生ごみ処理の際の悪臭や、環境負荷を軽減することも可能です。

サイズ展開が豊富

バイオクリーンは、7種類のサイズが展開されています。それぞれ1日に処理できる生ごみの最大量は、5キログラム、15キログラム、30キログラム、50キログラム、100キログラム、300キログラム、500キログラム。
小型・中型機は学校や病院、福祉施設、企業従業員食堂、保育園、ホテル、レストラン、コンビニ、農業試験場、水族館などで、大型機は大規模堆肥化施設、食品工場、給食センターなどで導入実績があります。

バイオクリーンの口コミ・評判

スターエンジニアリング株式会社公式Hpから、バイオクリーンに関する口コミは見つかりませんでした。

バイオクリーンの導入事例

公民館

福井市の清明公民館はSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを宣言しており、同館で活動するNPO法人がこれまで行なってきた生ゴミの堆肥化のさらなる効率化を目的としてバイオクリーンを導入。

地区内の家庭から出る生ゴミを堆肥化して再利用し、有機野菜を栽培、販売するという活動に寄与しています。

農業試験場

香川県にある農業試験場では、育てた作物から出る大量の野菜くずを継続的に分解する必要があり、アシドロ®コンポスト分解方式による高い分解力を活かして野菜くずを堆肥化し再利用しています。

特別養護老人ホーム

利用者や職員の食事を調理する際にでる大量の残渣や調理くずの処理のために、20年以上に渡ってバイオクリーンを使用。2~4週間に1回ほど堆肥の基材を取り出し、職員や入居者のご家族が家庭菜園で活用しています。

参照元:スターエンジニアリング|業務用バイオクリーンの納入事例

バイオクリーンの製造メーカー概要

メーカー名 スターエンジニアリング株式会社
所在地 茨城県日立市大沼町1-28-10
導入後のミスマッチをなくす!実績が豊富なメーカーの
おすすめ業務用生ごみ処理機3選

消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」

生ごみを99.9%減容
処理の手間を大幅カット!
生ごみ減容率 99.9%
生ごみの処理後の形態 水と炭酸ガスに分解
メンテナンス頻度 特殊なメンテナンス必要なし
メンテナンス内容
販売年数 25年(1997年~)

堆肥型「バイオクリーン」

生ごみを使って
リサイクル
良質な堆肥を
つくれる
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解
残りの一部が堆肥になる
メンテナンス頻度 定期点検あり・要問合せ
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 17年(2004年~)

乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」

3種類のモードで効率的に処理
高温殺菌で衛生的
生ごみ減容率 記載なし
生ごみの処理後の形態 処理品
メンテナンス頻度 訪問定期点検・年1回
メンテナンス内容 要問合せ
販売年数 記載なし

Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。

※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。