ここでは業務用生ごみ処理機にかかる電気代について解説しています。
飲食店や食料品店、スーパーなどで導入を検討する際、本体価格とともに気になるのがランニングコスト、特に電気代です。
本記事では、月あたりの電気代の一般的な目安や、処理方式による違い、電気代を左右するポイント、節約方法についてわかりやすく説明します。
業務用生ごみ処理機の電気代は機種ごとに大きく異なります。ひと月あたり約2,000円程度に収まるケースもあれば、15,000円前後になるケースもあります。
この幅は、生ごみ処理機の電気代が以下のような複数の要素によって左右されるためです。
なかでも影響が大きい“処理方式”について、次に詳しく説明します。
| ごみ量 | 処理時間 | 1回あたりの電気代 |
| 約400g | 約1時間40分 | 約23円 |
| 約700g | 約2時間15分 | 約35円 |
| 約1,000g | 約3時間 | 約47円 |
| 約2,000g | 約3時間30分 | 約93円 |
※2022年7月改訂 電力料金目安単価31円/kWhで計算
参照元:パナソニック公式HP(https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/17113/~/乾燥式生ごみ処理機の処理時間と電気代の目安は)
| 1日あたりの最大処理容量 | 20kg | 30kg | 50kg | 100kg | 200kg |
| 通常・最大消費電力 | 130W | 130W | 430W | 780W | 1,130W |
| 電気代/月 (概算) | 約479円 | 約479円 | 約1,848円 | 約3,445円 | 約3,034円 |
| 給水量(標準)/月 | 3.0 m3 | 3.0 m3 | 4.5 m3 | 9.0 m3 | 9.0m3 ~ 13.5 m3 |
| 水道料金/月 (概算) | 約1,200円 | 約1,200円 | 約1,800円 | 約3,600円 | 約3,600円~ 約5,400円 |
| 1日あたりの最大処理容量 | 250kg | 350kg | 500kg | 500kg~ 1,000kg |
1,000kg~ 2,000kg |
| 通常・最大消費電力 | 1,550W | 2,300W | 3,100W | 記載なし | 9,180W |
| 電気代/月 (概算) | 約4,129円 | 約6,068円 | 約8,258円 | 記載なし | 約20,655円 |
| 給水量(標準)/月 | 15.0 m3~ 22.5 m3 |
21.0 m3~ 31.5 m3 |
30.0 m3~ 45.0 m3 |
記載なし | 60.0 m3~ 180.0 m3 |
| 水道料金/月 (概算) | 約6,000円~ 約9,000円 |
約8,400円~ 約12,600円 |
約12,000円~ 約18,000円 |
記載なし | 約24,000円~ 約72,000円 |
参照元:株式会社ライコム公式HP(https://www.kklicom.co.jp/gmsk/spec.html)
乾燥式は加熱処理を行うため電気代が高くなる傾向があります。一方、バイオ式(微生物分解)は電力使用量が比較的少ないものの、給水量が必要となる場合があり、運転コストは処理量に応じて増減します。
処理能力が大きい機種ほどモーター稼働時間が長くなり、電気代も高くなります。上記の例では、1日50kg処理可能な機種の電気代約1,848円/月に対し、100kg処理機種では約3,445円となり、処理量に応じて電気代も増加します。
稼働時間が長くなれば電気代も上がります。連続運転か間欠運転かによって電気使用量は変わります。寒冷地ではヒーター稼働率が高まり、その分電気代が増加するケースがあります。
処理能力が大きいほど電気代も増えるため、必要以上に大型の機種を選ぶと無駄な電気代が発生します。処理量に見合ったモデルを選定することが重要です。
業務用生ごみ処理機のなかには、タイマーや自動運転などの機能を備えたものがあります。そうした機能を活用し、割安な夜間電力の時間帯に稼働させたり、生ごみの発生が少ない時間帯に運転を止めるなど、運転スケジュールの工夫によって電気代を抑えることができます。
自動車のエアクリーナーやエアコンのフィルターなどと同じく、業務用生ごみ処理機もフィルターやヒーターが汚れていると稼働効率が低下してしまいます。その状態での運転は、余計な電力を消費します。定期的なメンテナンスは電気代節約にも重要です。
業務用生ごみ処理機の電気代は、処理方式、処理量、稼働時間などによって変動します。電気代の安さだけに注目するのではなく、維持費やメンテナンスなど含めた総合的なコストを把握することが大切です。
詳しい費用の内訳については、以下のページをご覧ください。
消滅型「ゴミサー/ゴミサポーター」
| 生ごみ減容率 | 99.9% |
| 生ごみの処理後の形態 | 水と炭酸ガスに分解 |
| メンテナンス頻度 | 特殊なメンテナンス必要なし |
| メンテナンス内容 | ー |
| 販売年数 | 25年(1997年~) |
堆肥型「バイオクリーン」
| 生ごみ減容率 | 記載なし |
| 生ごみの処理後の形態 | 約85%が水蒸気や炭酸ガスに分解 残りの一部が堆肥になる |
| メンテナンス頻度 | 定期点検あり・要問合せ |
| メンテナンス内容 | 要問合せ |
| 販売年数 | 17年(2004年~) |
乾燥式
「業務用(電気)
乾燥式生ごみ処理機」
| 生ごみ減容率 | 記載なし |
| 生ごみの処理後の形態 | 処理品 |
| メンテナンス頻度 | 訪問定期点検・年1回 |
| メンテナンス内容 | 要問合せ |
| 販売年数 | 記載なし |
Googleで「業務用生ごみ処理機」と検索して上位表示されたうち、100キログラムの処理能力を持つ機械の取り扱いがあるメーカー18社をピックアップ。
なかでも販売年数の高い会社(公式HPに販売年数を明記しているうち)の生ごみ処理機を、方式ごとに1社ずつ「おすすめの機種」として掲載しています。
※乾燥式のみ販売年数の明記のあるメーカーがなかったため、Google検索で上位かつ会社の創業年数が高い会社を選定しました。
※情報は2021年5月時点のものです。